歯科ブランディング2.0

歯科ブランディング2.0

SKU: ISBN978-4-909407-07-8
¥2,200価格

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内容紹介

歯科医院経営はいま岐路に立たされている。
2018年6月、「新医療広告ガイドライン」が導入された。
その結果、歯科医院を含む医療機関の広告が、より強い規制におかれることになったのだ。
本書は、歯科医院経営の厳しい環境に直面した歯科医師に向けて、
これからの10年を見据えた新しいブランディング「歯科ブランディング2.0」を提言するものである。

「歯科ブランディング2.0」とは、広告に依存せず、自身のブランド力で集患を実現し、
医院経営の健全化を図るブランディングのことである。
歯科ブランディングは、これまで3つの段階で変遷してきた。

1980年代から90年代にかけて、歯科医師は高額納税者の代名詞だった。
どの歯科医院もむし歯治療の患者が途切れることなく来院していた。
そのため、その頃の歯科医院は「ブランディング」を考える必要がなかった。
歯科医院そのものが「ブランド」だったのである。
この時代を「歯科ブランディング0」の時代と定義づける。

だが、少子化が進み、予防歯科の概念が浸透することで、むし歯の数が激減した。
同時に歯科医師数が右肩上がりに増加する。
このような社会状況は、歯科医院経営に大きな影響を与えることになる。
特に、2007年の中医協(中央社会保険医療協議会)による「医療機関における広告規制緩和」の答申が、
歯科医院の間に格差を生むことになった。
広告を積極的に行う歯科医院が出て来る一方、
かつての「歯科医院自身がブランド」の考えから脱却できない歯科医院が多く存在したからである。

この、「広告による集患」が可能になった2007年以降を「歯科ブランディング1.0」と呼んでいる。
さらに、医院ホームページやSNSを積極的に活用し、自身のブランドを構築する歯科医師、歯科医院が登場する。
これが「歯科ブランディング1.5」である。

本書は、30年以上にわたり、あらゆる業種での集客アップのお手伝いをしてきた著者が、
自身の専門である「感性工学」の立場から「歯科ブランディング」を切り取り、
これから10年の新しいブランディングの形を示したものである。

なお本書の内容は、
2018年9月に東京大学工学部にて開催された「日本感性工学会・部会」の席上で
著者が発表した「歯科医院ブランディングにおける感性工学の役割」をまとめ、再構成したものである。
これからの10年を見据え、「ブランディングの本質」を学術の立場から読み解いた嚆矢となる一冊と言えよう。

【目次】
はじめに
序章 歯科医院ブランディングにおける感性工学の役割
第1章 歯科ブランディング2.0の時代
第2章 歯科ブランディング1.0――歯科医院でのブランドづくり3つのステップ
第3章 歯科ブランディング2.0のつくり方――攻めの経営で過当競争時代を勝ち抜く
終章 これまでの10年、これからの10年